Day10 カルソッツ食べ放題(1/11)
さて、この日からバルセロナに移動です。 朝5時前には起きてリッチーにアトーチャ駅まで送ってもらいました。 長く一緒に過ごしたリッチーとは駅でお別れ。少しさびしくなりました。
あとで分かった事ですが、友人がバルセロナでの予定を10時台集合と聞いていたのに、実は12時半だったらしくそんなに早く出なくてもよかった模様。 電車のチケットはすでにとっていたので仕方がないですがw
アトーチャ駅は植物が生い茂る綺麗な駅らしいのですが、朝早すぎて構内も真っ暗で何も見えなくてむしろ怖い。酔っぱらいらしき人がベンチで寝ていました。
電車に乗る前に空港にあるようなX線検査機で荷物チェックがありました。
6時20分発。終点はバルセロナではなくフィゲラスという駅なので寝過ごすことはできません。
ホームも真っ暗です。
しばらくは起きていましたが、朝早かったのもあり途中からずっと寝ていました。
朝早く着いても結局やることがなさそうだったので、バルセロナ在住の友人の同僚T氏にバルセロナ・サンツ駅まで来てもらいました。
駅上のホテルにチェックインして荷物を置き、さっそくバルセロナオリンピックが行われた会場を見に行きました。
カタルーニャ美術館。でかい。
スタジアム。 エスパニョールの以前の本拠地です。
一通り見てサンツ駅まで戻ってきました。 長男が駅の横にあった竜の形をした滑り台を気に入ったらしく、何度も滑っていました。 急すぎて最初は地面に飛び出していました。
何のポーズだろうか…。
12時を過ぎたので、前日にも会ったSさん、Dちゃん、その他友人と同じ会社の人たちと合流して、貸し切りの車で山のほうへ30分ほど行ったレストランへ向かいます。
カタルーニャ地方では冬場に「カルソッツ」という長ネギのようなものが出まわるらしく、それを真っ黒に焼いたものを剥がしてロメスコソースというトマトベースのソースに浸けて食べるそうです。 今回行ったところはLa Masia Can Portellというレストランです。
こうやって食べます。 ネギ嫌いの長男ですが、甘くて美味しかったので何本か食べていました。
カルソッツ食べ放題の後は羊肉、ウインナーなどのBBQに豆を煮込んだものと芋、デザートにクレマ・カタラナ(クリームブリュレみたいなやつ)、カヴァ(カタルーニャのスパークリングワイン)が出てきました。
ひたすら食べた後はサンツに戻り、カルソッツのメンバーといったん別れたあとは、今日の21時からの試合に備えて長男と私はホテルで仮眠をとりました。
FC Barcelona - Atlético de Madrid
仮眠後、近くのバルで飲んでいた友人たちと合流して、カンプノウに向かいました。 カルソッツ会の時からDちゃんにたかっていた長男は、Dちゃんがお土産に買ったはずのバルサのボールをサプライズでもらってまた調子にのってました。
徒歩で行ったのですが、スタジアムに近づくに連れてユニフォームを着た人たちが増えてきてバルでも盛り上がっていました。
カンプノウはとにかく大きくて入口にたどりつくまで周りをけっこう歩いた気がします。この分のチケットはSさんに取ってもらったのですが、私と長男はゴール裏のけっこう上のほう(75ユーロ)でDちゃんは180ユーロの席と言っていました…(バルサファンなのでいい席にしたっぽい) 並び席重視にすると選択肢がかなり減るなあと思いました。
とはいえ、当日券は3000枚くらいあったらしいです。
オフィシャルショップはいろんな商品があって楽しそうだったのですが、人が多いわ上着は暑いわで長居できなかったので中で食べる用のひまわりの種だけ買いましたw
バルサのポテトチップスも売っていて、子供へのバラマキ土産にいいやんと思ったのですが、見かけたのはこことスタジアムの売店だけで、他に寄ったオフィシャルショップやキヨスコでは見あたりませんでした。
人だらけです。 私たちの入るゲートはここからかなり歩かないといけません。
ひたすら階段を登って席はどこだろうとか言っているうちに、選手が出てきていました。
結局適当な席に座ってましたが、誰にも何も言われませんでした…。
上の方の席ですが、ここも傾斜がかなりあるので見やすいです。 あと、バルサのユニフォームは背番号がくっきりしているので識別することができましたが、そのかわりアトレティコは特定の選手しかわかりませんw
ここに来るまでに結局長男はどこのファンなんや?という話になっていたけども分からないそうで、でもここでバルサを応援するのは浮気者やろうということで、アトレティコを応援することにしました。
しかしゴール裏だからか観光客みたいなのはほぼいなさそうで、濃いバルサファンのおっちゃんみたいな人ばっかりなのでこの時点でだいぶ雰囲気に飲まれていました(真下にはウルトラスがいるし)
ネイマールが開始試合開始すぐにごっつあんゴール。 周りの人たちが立ち上がって雄叫びをあげていました。
ネイマールが倒れていましたが、何が起こっているのかはわからず。 あとでテレビで見るとホセ・ヒメネスのスパイクが当たったようで血がでていました。
マンジュキッチのPK。見事に決めましたが、これまたテレビで見たところによると微妙な判定だったようで…。
後半、アトレティコもわりといい感じでしたが最後の方にメッシが3点目を入れてました。 なんか身の回りもゴタゴタしてるみたいだし、前半は試合中に背中出して掻いてたしどうよって思ってましたが、この試合でのいつもより頑張ってるプレーを見て最後には「さすがメッシですわ」と勝手に納得しました。
メッシのゴールの後。 あとでテレビで見たメッシ・ネイマール・スアレスが肩を組んで走っているシーンは私たちとは逆方向に走っていってたので後ろ姿しか見えず。
いい光景だったので次の日はMARCAではなくSPORT(バルサ寄りスポーツ新聞)を買いましたw
観てるだけで疲れる試合でした。
試合後すごい早さで人がいなくなっていました。 そういえばバルセロナは日中かなり暖かかったのに、試合中はかなり寒かったです…。
帰りも歩いて帰ってケバブを買ってホテルで食べて寝ました。
Day11 アントニ・ガウディ(1/12)
観光できるのもこの日で最後ということで、とりあえずガウディ関係など有名どころをひたすら回ることにしました。
最初に行くグエル公園は予約制で、朝ごはんを食べたりなんやかんやしているうちに時間がなくなったのでタクシーで行くことにしました。
タクシーが阪神のような色です。
グエル公園到着。 有料なので友人は外で少し待っててもらいます(以前は無料だったらしい)。
広場の下。
回廊。ななめです。
有名なトカゲ。
穴になにかあるかも。といって探していましたw
遺跡っぽい。
長男はこの小学校?が気になっていた様子。
グエル公園をさらっと見た後は、歩いてサグラダ・ファミリアまで向かいました。
リッチーの友人がこのあたりに住んでいるらしく、最寄り駅がサグラダ・ファミリアってかっこいいよねとかいう話をしていましたw
ここも有料なので、長男と私だけで入りました。
見えた瞬間この迫力にびっくりです。
内部もすごい。 長男はエレベーターに乗るには年齢がアウトだったので、下だけ見ました。
ずっと上を見ていたら
首が痛くなってきました。
前の公園に行くと全景がよく見えます。 夜は池に映り込んでさらに綺麗だそうです。
反対から見たサグラダ・ファミリア。
次はカサ・ミラに行きます。
途中にバルサの店があったので長男が吸い込まれて行きました。 ショップは小さめで博物館?みたいなものが併設されていました。
イムノ試聴コーナーもありました。
このあたりに元Jリーガー石塚のやっているうどん屋があるらしく、ネタ的に行ってみたかったのですが、日・月は休みらしく断念…。
カサ・ミラ。 屋上からサグラダ・ファミリアがよく見えるらしい。 中には入らずにそのままCiudad Condalに行って 腹ごしらえ。 タパスの種類が豊富でした。
カサ・バトリョ。ここも外観だけ。
ボスニア・ヘルツェゴビナから旅行に来ていたバルサファンの少年。 なぜか長男に興味を持ったらしく話しかけてきてくれましたw
カタルーニャ広場を通りすぎひたすら真っすぐ歩きます。 広場にあった特設スケート場の壁の広告が何故かLINEでした。
落書きじゃなくピカソの絵らしい。
大聖堂。
カタルーニャ音楽堂。 中がとても綺麗らしいので、これはまた改めて入ってみたいです。
その後港をちら見してランブラス通りを通っていくか、ということになっていましたが、長男がビーチに行きたいと騒ぐので更に歩いて行きました。
バルセロネータ。 これが地中海か…。
冬でも海を見てをボーッとしている人が多かったです。
一人だけパドルボード?をしているおっちゃんがいました。
ビーチの分余計に歩いたので、タクシーでサンジョセップ市場まで。
閉まってる店もけっこうありました。 あと、高い。
フルーツのジュースは軒並み1.50ユーロでしたが、ここは1ユーロでした。
それからエル・コルテ・イングレスで最後のお土産を買い込み、サンツまでタクシーで行って19時の電車でマドリードに帰る友人を見送りました。
夕食は仕事後のT氏に中華に連れていってもらい、長男がDちゃんにもらったボールで少しサッカーの相手をしてもらっていました。
Day12 帰国(1/13)
とうとう旅行も最終日。といってもこの日は帰るだけです。 11時の飛行機なので、朝ごはんを食べて8時過ぎにはでました。
エルプラット空港。ここにも警官がいます。フランスのテロの影響か、旅行中は警戒中の警官をよく見かけました。
帰りたくない…。
乗り継ぎのスキポール空港に到着。 スペインでは一切遭遇しなかった雨ですが、こちらはけっこう降っていました。
出国ゲートは、入国のときには無かったカプセルのようなものに手をあげて入って全身スキャンされた後、女性係官にものすごい体を触られました。 初めてだったのでものすごいびっくりしましたw
不安だらけのスペイン旅行でしたが、友人やその他親切な人たちのおかげでとても楽しむことができました。
今回はわりと長男に合わせた行動でしたが、次来る時は死ぬまで(というか老いるまで)に行きたいイビサ島にも絶対行こうと思います。