Day8 -マハダオンダ-
今日までゴンとリッチーは仕事なので、長男とふたりでアトレティコの練習場に行くことにしました。
プリンシペ・ピオからセルカニアスでマハダオンダへ。
郊外らしい景色が広がっています。
暑い中ひたすら単調な道を歩き続けると練習場を発見。
手前ではまったく見たことのない人たちが練習していて戸惑っていたら、近くにいたおっちゃんがファーストチームはあっちだよと教えてくれてその先に向かってみると…
頭がやたら光っているゴディンが。
こんな近くで見れるならもっと早く来たらよかったがな〜と思いながら、金網にへばりついて見ていました。
練習が終わるとギャラリーの皆さんが出待ちに向かったので我々も着いていくことに。
しばらく待っているとアウグスト・フェルナンデスが登場。爽やかにサインに応じてくれました。
また間を置いてコケが出てきました。この時は長男はまだ勢いがなく、サインはもらうものの写真をねだることはできませんでした。このコケは怒っているように見えますが、対応はよかったです。
これは念願のツーショットですが、長男の顔がアレなのでトリミングしてます。
フィリペルイスはかなり感じがよかったです。
一番人気のトーレスは、出てきたとたんみなさん車に激突してすごい勢いでしたが、そんな中でも渡したユニフォームを丁寧に膝に広げ、胸のど真ん中に自分のサインを書いてくれるという神対応。
この時は人がぎゅうぎゅうすぎてうまく写真が撮れませんでした…。
あとは別の出入口があるのでそこから出て行った選手と、ゴディンは笑顔で走り去り、グリーズマンは無表情でスルーでした。悲しい。
トーレスのサインをもらったあとは、リッチーとごはんの約束をしていたので急ぎ足でまた30分かけて駅まで歩きました。
のどかな雰囲気のマハダオンダ駅。奥に雪山が見えてますね。
約束の時間を大幅に遅れ家に到着。 リッチーの友人のラウールの店に行きます。
典型的なおやじバルですが、料理も美味しかったし内装のタイルとかもかわいくて雰囲気がよいです。
でもラウールはパーティーピーポー(パリピ)なので、もうすぐ店を閉めてイビサに行ってしまうそうです。残念。
家に戻って昼寝をしたりグダグダしてたらゴンが帰ってきたので、長男の体力を消耗させるため公園に行きました。
モンターニャ公園でひたすら動いてもらい、移動しようとするとちょうど日が落ちる所できれいに見えそうだったので、戻って日没を待つことにしました。
「夕日とか興味ないからそのへん座っとくわ」という長男。
ふと後ろを見ると…
!!!
なぜか長男が金髪お嬢さんの膝の上に座り写真を撮っていました。
言葉がわからないのに何を話したか知りませんが、向こうから話しかけてきたそうです。
遮るものがないのできれいに見えます。
左にあるのが王宮。20:30なのにこんなに明るいので、 時間の感覚がおかしくなりそうです。
Day9 -Atletico Madrid v Real Betis-
本日はこちらを観戦。
天気がよくてなによりですが、暑すぎます…。
やたら大量にいるベティコたち。
ベティスはとにかくファンが熱狂的すぎることで有名なチームです。
中にもベティコ。
アトレティコはCB陣が怪我している以外はいつものメンバーでした。
ベティスはホアキンも見たかったのにベンチにもおらず残念。
シメオネの楽しい動きでも近くで見ようと思って選んだ席でしたが、結構見やすかったです。
トーレス、グリーズマン、ファンフランのカルデロン初ゴールも見れてよい試合でした。
途中、アヒルのようなガーガーという声が聞こえてきて誰かと思ったらシメオネでした。
そしてこの時はまさかバルサに勝ってベスト4進出とか思ってもみませんでした。
ゴン&リッチーに迎えに来てもらい徒歩で帰路へ。
途中のValorでチョコラテ・コン・チュロスをいただきました。
夜からのクラシコは長男と見ると意味のわからんことを言ってイライラしそうなので、リッチーに任せてゴンとバルで観戦。 さすがにどこのバルもだいたい満席でした。
私達がいた店は最初どっちのファンが多いのかわからなかったのですが、盛り上がるところを見てるとやはりレアルファンが圧倒的に多い様子。
そして長男は案の定うるさかったようです。
Day10 -バスクの旅(Eibar〜Deba)-
ゴンとリッチーが帰国の日まで休みをとってくれたので、遠出することにしました。
CLのバルサ戦もあったのでバルセロナ方面に行くつもりでしたが、リッチーが8時間も運転するのもは嫌だというのと、高いチケット買ってカンプノウで負けて喜ぶバルサファンに囲まれるのもなんだかなーと思いバスクに変更。
(ちなみにCLのチケットは全然売りに出てなかったけど、4日前くらいから5000枚くらい大放出されていた)
バスクに行くのなら乾でも見ようということでエイバルへ。
着いた頃にはかなりお腹が空いていましたが、食べ物のあるバルがなかなかみつからなかったです。
こちらのバルでサンドイッチをいただきました。
この村は地元総出でエイバルを応援しているようです。
長男が絵を描いていたので、エイバル推しの絵でも描いてお姉さんにあげたら安くしてくれるんじゃない?w とか言いつつ絵をあげたらすごい喜んでワインセラーに貼ってくれて上に置いてあったmovistarのリーガ試合カレンダーをくれました。
店にいた全身ビジャレアル三人組が「俺ら7時間かけてきたのに4-0で負けたら悲しすぎるわーw」と言っていたようです(結局エイバルが負けましたが)。
エイバルの本拠地イプルア。
人が集まっているので見てみると、ビジャレアルの入り待ちに遭遇。
ヘッドホンの位置おかしくないか?
タッチラインと客席の間が狭すぎて、副審は終始走りづらそうでした(笑)
試合がタダで見られるマンション。
売店のエイバルラベルの水。なんかかわいい。
試合が終わってからは車で北上し、海辺の村のデバに泊まりました。
Day11 -バスクの旅(Bayonne〜Saint-Jean-de-Luz〜Hondarribia)-
デバで宿泊したホテルには海水のスパがあったのでチェックアウトまでみんなで浸かってきました。
周りのお客さんはくつろぎにきてるので、すぐにでかい声を出し暴れる長男を黙らせるのに必死。
でもなんか疲れがとれたような気がします。
この日はフランスバスクに行きます。
車で国境越えは初めてなのでなんとなく緊張。おまわりさんに問いつめられたりしようとしたらどうしようかと思いましたがあっさり入国できました。
最初に着いたのはチョコレートと生ハムが有名なバイヨンヌ。
まずL.Rauxでチョコやエクレアを買い、店の外で立ち食い。
その後はモノプリでバターやチーズ、パテ他を爆買い(パリに行ったときは荷物の都合で全く買えなかった)。
グリーズマンの缶があるかもと思いワクワクしながら買い、帰って開封したコカコーラは6缶ともキャバイエ(クリスタルパレス)でした。
それから他のショコラティエなどをのぞいたりしつつ次の目的地へ。
サン・ジャン・ド・リュズに着いてまずは海岸に来ました。
リッチーが水没する瞬間が撮れていました。
そしてその後すぐ長男も水没。
「ドンクシャ(さ)イ〜」(リッチーが知っている数少ない日本語)。
エスパドリーユが大量に売っている店を見つけたので(エスパドリーユはバスク発祥だそうです)、長男に購入。歩きにくいらしい。
Maison Adamでマカロンや、Tissage de Luzでセールの布製品などを買いあさりカフェで休憩。
シュークリームはリッチーのです。
ひと通りフランスバスクを満喫したらまたスペインへ。
スペインの入国側には立っている警察がひとりもいないという謎。
本日の宿泊地、オンダリビア。
泊まったホテルサンニコラスはかわいらしい外観ですが、私たちは屋根裏で天井がかなり低かったのでずっと中腰でした。
オンダリビアはこの変な形の木が多い。
バスクといえばピンチョスということで食べ歩いてみることにします。
目にも美味しいピンチョス。
ここのは下のパンがふわふわで美味しかったです。
一番行きたかったバルはどうも休みのようでした。
地元人に人気っぽいバル。
貝食べられないけどこのリゾットは美味しかった…!
Day12 -バスクの旅(San Sebastián)-
教会が鐘を鳴らしまくるので目が覚めました。
屋根は低すぎますが景色は良いお部屋です。
時間があったので長男とオンダリビアを散歩。 ホテルの前にあるパラドールは砲弾の跡が残っていて穴がぼっこぼこです。
向こう側に見えているのがフランスです。
港の駐車場に置いてあった船。
1.8ユーロでフランスのエンダイヤに渡れるみたいです。
オンダリビアはのんびりしててなかなかよい街でした。
バカンスシーズンはかなり人が多くなりそうですが…。
20分くらい車を走らせてサン・セバスティアンに移動。
懲りずにまた海岸に突っ込んでます。
ここコンチャ湾はホタテの貝殻の形をしているらしいです。
さすが美食の町。
ピンチョスの種類も豊富で何を食べたらいいか迷います。
2軒目。
肉団子みたいなものかと思ったらでっかいきのこでした。ソースが美味しかった。
トルティージャのボリュームがすごい。
会計を済ませたリッチーがレシートをピラピラさせながらご機嫌で戻ってきましたが(前の店より安かったらしい)、私とゴンはリッチーの後ろにいたかなりレベルの高いイケメンに目をすっかり奪われていました。
イケメンまだ近くにいるかも…と思い店を出たあと探してみましたが結局みつからなかったです。
時間があまりなかったのでバルのはしごは3軒で終了。
どこのピンチョスもレベルが高かったです。
3日間のバスク旅行は終了ということでマドリードに戻ります。
バスクいいとこなのでまた来たいですね(次はビルバオにも)。
帰宅後の小話
マドリードに戻ってまた長男をリッチ―にまかせてCLのバルセロナ-アトレティコ戦を見に近所のバルへ。
無料放送してることもあり、人は少なめでした。
カップルが何組がいるところにやたらうるさい南米人がやってきて合流しなにやらゴニョゴニョしだし、どう考えても法的にアウトなことをしているなあと思ってたら、旅行中であろうフランス人一家(レアルショップの袋を持っていたので多分レアルファン)がやってきました。
4歳と7歳くらいの男の子(美少年)がいて、一体どっちを応援するんだろうか、サッカー大好きなんだろうなあ、かわいいなあと思っていたらメッシがシュートを外した瞬間兄ちゃんの方が後ろを向いて子供では考えられない悪すぎる顔でニヤリッ。
ゴンとふたりで凍りついていたら次はグリーズマンが外してものすごい良い発音で(フランス人だから)「グリェスマン…!」と嘆き、その後バルサの選手が外すと「hahahahaha!!!」と高笑いし、また後ろを向いて両親指をグイッと下げてニヤリッ。
一方はまた新しい南米人が増えてまたゴニョゴニョしてるし、これはアカン、試合に集中できんと思い後半は違うバルに移動。今度はちゃんと最後まで平穏に見れました。
(そして日本に帰ってからも、メッシが外すたびにフランス少年の顔が頭に浮かぶ事態が発生してます)。