どういうことかというと、CLの決勝のためにミラノに行きたかったものの、簡単にチケットが取れるわけがないのでそれは諦めてアトレティコの応援をするために勢いでまた渡西した話です。
優勝する予定だったので地元のファンと一緒に観戦して、ネプトゥーノ(アトレティにとっての道頓堀的な)で朝まで待機するという計画をしていました。
家族に関西空港まで送ってもらったのですが、 空港でエイバルの乾選手に遭遇。
長男がサインを欲しいと言うので紙を探したけどもちょうどいいものがなく、仕方がないので私のパスポートコピーの裏にサインしてもらいましたw とはいうもののサインの裏に私の顔写真が載ってて保管に困りますね。
飛行機のチケットを調べたら一番安かったので今回はターキッシュで。
チェックイン時に座席指定した時は真ん中の4席が空いてたので、夜便だし横になってグッスリ寝れるわぁ〜と思ってたのに2人座ってきて結局熟睡できず。
アタトゥルク国際空港に着いてさーてゲートチェックと思ったらゲートが表示されてない…。
4時間あるしどうするべと思っていたら、大阪から同じ飛行機でミラノに観戦しにいくというレアルファンのおじさんがお茶でもしましょうと言ってくれたので話をしながら時間をつぶすことに。
にわかアトレティだしバカにされたらどうしようとか若干思っていたのですが(ネットに毒されてますね)、私の歳とおじさんのマドリディスタ歴が同じくらいでいろいろな話をしてくれてとってもいい人でした。
(レアル公認ファンクラブということとお名前を聞いていたので、帰ってからふと思い出して調べてみたら日本初公式ペーニャの会長さんということで日本一のレアル好きといっても過言ではないような方でした)
おじさんと別れてからは免税店をのぞいたりしたりしてうろうろしてたら搭乗時間に。
ちなみにアタトゥルク国際空港は簡単に使えるWiFiがなさそうです。
搭乗橋が無く飛行機までバス移動(やたら運転が荒い)でした。
マドリード行きなのでスペイン人が多く、周りの話し声が異様にうるさいのでこれからスペイン行くんだな感がわいてきます。
イスタンブール-マドリードは4時間ほど。けっこう寝たのであっという間でした。
11時ごろバラハス空港に到着すると空港近くに住むT氏が迎えに来てくれていたので、家に荷物を置かせてもらって近所のバルへ。
T氏が教えたのか日本語で話しかけてきたおもしろいおっちゃん。
途中から仕事の終わったリッチーが来てくれて16時くらいまで飲み食いしていました。
それから移動してプエルタ・デル・ソルにて。2年前のでかいユニフォームと比べるとしょぼい。
ゴンも合流して中華料理。このあたりから急に眠気が襲ってきてあまり意識がありません。なぜかキャベツだけ撮ってた。
今回は子無しなので遊びに行く気満々だったのに、あまりにも眠すぎておそらく21時くらいに撃沈しました。
2日目。
前回工事中で食べられなかった近所のチュロス屋さんのチュロスを買ってきてもらって朝ごはん。
やっぱりゴン宅近所のチュロスは美味しい!
リッチーが15時にレストランの予約をしてくれていたので、それまでゴンとうろうろすることにしました。
とりあえずネプトゥーノの様子でも見に行くかーということで行ってみると、いつも周りは車だらけなのに通行止めになっていて何も走っていない。
とりあえず中に入って写真を撮っていると、音楽隊の演奏が流れてきて行進が始まりました。
スペイン軍の日だったようで、セレモニーなどをしていたみたいです。
だからさっき曲芸飛行隊が飛んでいたのか、と納得。
それからビセンテ・カルデロンに行っていろいろ買ってランチの店に行きました。
アストゥリアス名物のカチョポという肉料理。中にチーズとかハムとか挟まっています。
しかし牛肉がシリコン並の歯ごたえの部分があり、私とゴンは紙ナプキンに吐き出してました(笑)
サルモレッホは美味しかったです。
食べ終わって家で休憩してから、CL観戦会場のパラシオ・デ・デポルテまで歩いて向かいました。
バルで見ようと思ってたのですが、ソシオじゃなくてもチケットがとれそうだったので勢いで日本で席をとりました。
レアルのバスケチームの本拠地で観るのってどうよって気もしないでもないですが…。(カルデロンは数日後のポール・マッカートニーのライブ準備のため使えず)
会場前の広場に着くとアトレティ達がすでに盛り上がってます。
レアルのユニを来た人たちが冷やかしで通ると大ブーイングで、警察に通るなって怒られてました。
荷物や身体のチェックもきっちりあります。
会場ではおそらくいつもカルデロンでアナウンスしてる男性?が盛り上げていて、それはいいんですがなかなか現地の映像が流れてきませんでした。
やっと現地映像に切り替わりましたが、映像はアリシア・キーズなのにこちらではアトレティコのイムノを爆音でかけて合唱していました。
音声も現地のものに変わったものの、歌ってるかブーイングしてるのでCLアンセムが全く聞こえない(笑)
試合内容はセルヒオ・ラモスのゴールからはファンも勢いが落ちてしばらくシュンとしてたけども、カラスコの同点ゴールで大盛り上がり。
最後は残念な結果になりましたが、映像も結果が決まった瞬間に切られて、マドリード中で盛り上がるレアルファンを極力避けながら帰宅しました。
本来ならビールを飲みながらネプトゥーノ待機の予定でしたが、予定を変更して飲み歩くことに。
シベーレス(レアルが勝ったら集まるところ)は盛り上がってました。一方すぐ近くのネプトゥーノは一応なんかの準備はしていたみたいですが、すでに柵などを解体中で数人だけアトレティも残っていて悲しみが漂ってました…。
3日目。
あまりやる気の出ない一日だったので買い物などをしてタイ料理を食べ、ソルでレアルの選手をチラ見してエビを食べて帰りました。
4日目。
ゴンたちは仕事だったので、ひとりで近場で観光でもしようと思い調べてみるとコルドバがよさげ。
サルモレッホを食べようと張り切っていたけども、電車賃が微妙に高いので場所変更。
電車賃も手ごろで所要時間一時間半くらいのサラマンカに行くことにしました。
renfeのサイトは日本のカードが使えないとか聞いたような気がするけど、PayPalを使ったので問題なし。
チケットはiPhoneのWalletに入れたもので普通に使えました。
サラマンカ駅から30分ほど歩くと旧市街に着きます。
幼稚園〜中学生くらいの学生団体がけっこう見学にきていました。
貝の家。
サラマンカ大学のファサード。前に写ってるおそらくイギリスからの老人団体に混ざってガイドの話を聞いたりしました。
カテドラルの内部。新カテドラルから入って旧カテドラルも見学できます。
一度出て新カテドラルの上に登ることにしました。さっきの入口とは別で3.75€払って入ります。
上からはこんな感じ。
祭壇を上から。
この時計のあるとこの上も入れます。
ここまで入る階段が狭すぎるので一方通行です。
3分ほど待たないと戻れません。
意外と急で降りるのが怖かった…。
新カテドラルの入口のところに宇宙飛行士がいます。
ここが旧市街のメインストリート?だと思うんですがバルや土産物屋さんなどがありました。
サラマンカと言えばカエルらしいのですが、ケロロ軍曹やけろけろけろっぴの絵のバッグなどもあり謎。確かにカエルだけど…。
スペインで一番美しいマヨール広場と言われてるらしいけど、昼間見る限りはとくに違いはわからず。
旧市街から出てローマ橋へ。ベンチがあり歩き疲れたのでしばしボーッとしてました。
最後にサン・エステバン修道院を見てサラマンカ駅に戻り、駅の中で昼ごはん。
コーヒーを一人で飲んでいた地元のおっちゃんに延々話しかけられていたら電車の時間が迫っていて、なんとか間に合いました。
帰宅後はゴンとまたPRIMARKに行ったり、めっちゃ美味しいコロッケを食べたりして、帰国前の夜は3人でごはんを食べに行って過ごしました。
この日は33000歩ほど歩いていたようです。
最終日。
夕方の飛行機だったのでそれまでバスでアウトレットに行こうと思ってましたが、お腹の調子がよくなくて断念。
おさまってからチュエカなどに行って靴を見たりフラフラしていました。
仕事の終わったリッチーに迎えにきてもらって、空港まで送ってもらいました。
イスタンブール経由なので出国審査があります。この目がチカチカする道はなんだろうか。
シェンゲン外のフロアはあんまり人がいません。
イスタンブールの空港でトルコアイスを食べ、帰りの関空行きの飛行機は横になれたので7時間ほど爆睡。
機内食一食分はスルーされたようですが、起きたら体の上にアメニティやら税関申告書やらいろいろ置かれていました。
ターキッシュは夜便なので寝やすいし、中東まわりほど時間がかからないので意外と良かったです。
また優勝しそうになったら行こうと思います。