そろそろ「またか…」と思われてもおかしくないような気がしますが、年明けにまた渡西してきました。
21時間の飛行機旅
今回も連れて行くのは長男のみですが、次男は必死でカートを押してました。
今回は初のエミレーツ(ガラスの写り込みがすごいな)。
機内食はわりと美味しいらしいですが眠かったのであまり記憶にないです。
機内のエンタメが充実していて、日本のは君の名は。とかシン・ゴジラもありました。
10時間くらい乗ってドバイ国際空港に到着。 やたら距離の長いバスに乗ってターミナルに行きました。
これからまた8時間も飛行機に乗ると思うと空港をウロウロする気力もなし…。
現地時間7時過ぎの便で夜が明けるところでした。
2階建てのA380は機内にバーとかシャワーとかあるみたいですが、エコノミーの我々にはまったく関係なく3-4-3並びのシートで肩身狭く過ごしました。
昼ごろにようやくマドリードのバラハス空港に到着。
ターミナル4には初めて来たけど屋根がこんなにきれいだったとは。
空港へは友人のリッチーに迎えにきてもらいました。
痩せたフェルナンドさん
友人のゴンの家に着いて荷物をおいてリッチーとのランチ後、さっそくGran VíaのPRIMARK(Tシャツ€3とかの激安店)に行って、明日からの旅行の服でも買おうと思ったものの人が多すぎてあまりちゃんと見れず。
リッチーが前行った散髪屋を予約してくれていたので長男の髪を切りにきました。
アトレティコとかレアルの一部の選手の髪を切っているフェルナンドさんです。
今回はトーレスみたいにしてくださいとオーダーしました。
フェルナンドさん、えらいやせたと思ったらマドリードのライザップ的なところに行っていたそうです。
セットもちゃんとしてくれて、完成後いきなりトーレスのWhatsAppに長男と撮った画像を送ってて驚きましたw おそらく試合前でラス・パルマスにいたはずですが。
その後反応があったかは不明です。
マドリードのイルミネーション
公現祭が終わってないので1月に入ってもツリーが飾られています。
ツリーの中から。
リッチーに光る竹とんぼみたいなのを買ってもらってましたが、翌日に飛ばすための棒を失くしていました…。
メトロポリスビル。
クリスマス時期のマドリードを見れるのは今日が最後なので、うろうろすることにしました。
アルカラ門。
アルカラ通り。
色が変わる市役所の宮殿。
なんだかんだで歩きまくったので、長男は最後の方寝ながら歩いていました。
翌日は4時起きなのでこの日は帰って早々に寝ました。
憧れのイビサへ
1/4は早起きしてタクシーを捕まえて空港へGO。
5時前で寝不足で3人はテンション低いのに、リッチーはタクシーの運ちゃんと30分弱ベラベラ喋ってしまいには家族の話までしていました。スペイン人すごい。
イビサ行きです。
おみやげいっぱい買うかも?とか思ってハードのキャリーと四角いリュックを持ってきましたが、乗る前にキャリーのほうはタグを貼られて預け入れ荷物にしてねと言われました(その場合は無料だけど)。
みんな何が何でも手荷物にしようと思っているので、荷物棚の奪い合いで出発が遅れて定時運行ができなくなるのを防ぐためだと推測。
変形しなさそうなキャリーなどはだいたい預けられていました。
急いでる人はライアンエアーに乗る時はハードキャリーは避けたほうがいいかもしれません(結局帰りも預けておくれと言われました)。
ほとんど寝てたのであまり記憶にないけど、1時間くらいでイビサ空港に到着。
ライアンエアー、いろんなブログで悪評書かれててビクビクしてたけど全然問題なかったです。
ただ朝イチの飛行機は空港に放置されていたのか冷蔵庫並に寒かった。
空港からバスで宿に向かい、チェックイン前だったので荷物のみ預かってもらってイビサタウンを徘徊。
近所のパン屋さんで朝ごはんを食べ、ゴンも調べていた旧市街のお土産屋さんに行きましたが、閉まっていました。
朝だけかと思いましたが、その後もずっと開きませんでした。
恐るべし、どオフシーズン。
とはいいながらも港に来てきれいな海をみて気分が上がってきました。
灯台。
イビサは島全体が世界遺産のはずですが、どこでも犬のどでかいウ○コが落ちているのはマドリードとかと変わりありませんでした。
あの上の方まで行ってみよう、ということに。
白い壁の家がきれい。
この下に一応世界遺産について書いてありました。
犬ばっかりではなくネコもいます。
上のほうから見た街並み。
カテドラルはまだまだ上です。
途中で大砲を発見。
やっと上まで着いてカテドラルを発見。
中は撮るの忘れました…。
あとはひたすら下るだけですが、ものすごい天気がよかったので喉が乾いてきました。
ようやく見つけた開いてるバルで休憩。
道はほとんどがいびつな石でできていたのですが、何故か湿っていて私のadidasだとつるっつる滑るので、一昨年に同じくadidasで豪快にコケて骨折したことを思い出しかなーり慎重に下りました。
下まで降りてきて慣れ慣れしく銅像に話しかける長男。
港にあった2015年に建てられた銅像と。
イビサの老舗クラブPACHA関連の人というのはわかりましたが、とりあえずヒッピーなんでしょうか。
(帰って調べてみるとPACHAのカメラマンTONI RIERAさんがアムステルダム撮ったSandy Van der Lindenと娘の写真がモデルらしいです)
イビサといえばサンセット
宿にチェックインしてから、夕焼けを見に行こうということでタクシーでイビサタウンからサンアントニオに向かいました。
夕焼けといえばCafé del Marらしく、夏はレストランも開いていてDJの流すチルアウトミュージックを聴きながら楽しむためにたくさんの人が集まるらしいです。
オフシーズンのためレストランも閉まっていて人もまばらでしたが、それはそれでまったりできて良いと思います。
私の写真ではこれが限界…。
帰りはバスで。
クラブを回るDISCOBUSというのもあるようです。
晩ごはんは宿の近くのsa vidaに行きました。
野菜炒めのようなもの。
リゾット。
どんな味か忘れてしまった…。
たこ焼きっぽい味がしました。
個性的な料理が多かったですが美味しかったです。
フォルメンテーラ島めぐり
宿からの景色はこんな感じでした。
前の日からイビサ島の近くのフォルメンテーラ島に行こか行こまいか、船が高いとかいろいろ言ってましたが、なんか安いとこの看板を見た気がするということでとりあえず港に行ってみることにしました。
船のLCC?AQUABUSが往復€19とどえらい安かったので即決(子供は半額)。
TrasmapiやBaleàriaは2倍くらいするっぽいです。早いけど。
海から見るイビサの街も良い。
だんだん遠ざかって行きます。
1時間ほど乗ってフォルメンテーラ島に到着。
レンタカーを借りてビーチを回ることにしました。
長男がお腹が空いたと言うので、港近くのスーパーで買い込んで海辺で休憩。
車内は飲食禁止なのです。
車を走らせてすぐPlaya Ses Platgetesに到着。
海が青すぎてびっくりしました。
それから島の橋にあるモーラ灯台へ。
雲ひとつありません。
崖がこわい。
人気がないですが、ヨガをしている男性がひとりだけいました。
続いてPlaya de Migjorn。犬が突然走ってきました。
犬の散歩をしている人がやたら多いです。
ここも透き通るような海。
海に入りたそうですが無視します。
途中のバルで軽食。意外とボリュームがあります。
バルバリア灯台。
ここまでは携帯の電波も入らず、車も一台やっと通れるくらいの道だったので対向車が来なくてよかったです。
ここも崖。
Cala Saona。
海はすんごくきれいでしたが、謎の海藻?のようなものが大量に浮いていて残念。
夏はこの海藻はないのだろうか。
最後はフォルメンテーラ島で一番行きやすいであろうPlaya de Illetes。
海パン持参の長男が満を持してつっこんでいましたが、結果砂だらけになり非常にうざい。
レンタカーを返しに港に戻ると、Reyes Magosのパレードの準備が始まっていました。
山車に乗る人も集まってます。
マドリードのパレードのスポンサーばりばりの派手な山車もいいですが、このトラックの手作り感も悪くないですね。
突然出てきた太鼓隊が演奏中。
ちょっとパレード前の雰囲気を味わった後出港。
さようならフォルメンテーラ島。
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格安船に揺られる、やたら絵になってるカップルと猿のような少年。
AQUABUSがのろいおかげで夕日を見ることができました。
前を見るとライトアップされたイビサ島がきれいすぎて興奮。
その後、ゴンとリッチーの友人のイビサ在住ドイツ人、トーマスと合流して軽く飲みました。
しばらくトーマスはジーンズのファスナーが全開でしたが、イケメンだからまったく問題ないな、という結論に至る。
しばらくすると店の前にパレードがやってきました。
アメちゃんを投げてくれるのはいいけど、たまに顔に当たって痛い。
なんだろうかこの被り物。
最後の方のルートなのか、アメがなくなっている山車もけっこうありました。
地元ダンサー。
イビサはトラックでなく農耕車でした。
地元ダンサー。かわいい。
フォルメンテーラよりは派手なんだろうな、と思いました。
トーマスの住む村へ
最終日はトーマスの住むサンタエウラリアにバスで行きました。
たくさんあるホテルも夏はフル稼働なんだろうな…。
中心部のビーチに来てみましたが、あいにくの曇り。
途中にあったパリピ向けの店でとりあえずTシャツなどを買ってみました。
きれいですが、昨日ほどはテンション上がらず。
途中にあった店でマジョルカ名物エンサイマーダを買ってむさぼりました。
できたてのエンサイマーダはかなり美味しいらしいのでぜひ食べてみたいです。
(日本だと二子玉川にあるようです)
コーヒー休憩。
カップがガラスのとこがフランス風です。
サンタエウラリアをひと通り見た後は(特にトーマスの家に行くわけではなかった) バスでまたイビサタウンに戻りました。
ひたすら歩いて一応PACHAを見に来ました。
基本的にオフシーズンはクラブは閉まっているんですが、PACHAは時々開いているらしく昨日は1時に開くと聞いてゴンと行く気満々だったのですが、ふたりとも仮眠から起きれないというBBAっぷりを発揮して残念な結果に。
せっかくイビサに来たのに…涙。
建物だけ見ても虚しい。
PACHAホテルの駐車場。
宿泊者は無料でPACHAに入れるらしくお得。
PACHAを見たあとは再び港で例の銅像とパチリ。
サングラスはサンタエウラリアのパリピの店で買いました。
1/6はほとんどの店が閉まっているのでPACHAショップもしまってました。
開いてる時になんか買っとけばよかった。
飛行機が9時過ぎだったので、帰る前にまた夕日を見よう!となって空港の近くのSes Salinasに行くことにしました。
冬場は塩田に落ちる夕日が幻想的な風景らしいです。
荷物を全部持ってタクシーに乗りましたが、どうも運転手が融通のきかなさそうなおじいさんで、塩田で夕日が見たいといったものの連れてこられたのは
この山に隠れて夕日などまったく見えないビーチ…。
どうやらこの辺一体Ses Salinasというらしいです。
塩田は来る時に通ったけど、荷物もあるし歩いて行くには距離がある。ということで仕方ないのでビーチでボーッと過ごしました。
さすがにやることがないので、少し早いけども電話でタクシーを呼んで空港に行くことにしました。
今度は陽気なおっちゃんで、夏はサンアントニオがいいけど冬は塩田の夕日のほうがきれいと教えてくれました。
まあ場所分かったし今度来たらいっかということですぐに空港到着。
こんなにタクシー必要?
頑張って空港で時間をつぶし(店はやはりほとんど閉まっていた)、また爆睡してマドリードに戻りました。
買い物の日
Reyes Magosが終わった1/7からRebajas(バーゲン)が始まるので、張り切って郊外のアウトレットに行きました。
バーゲンと返品目的(スペインは人にあげるための返品用レシートがあれば返品し放題らしく、貰い物も返品交換しまくるそうです。今日はReyes Magosで貰ったプレゼントの返品希望が多いんだろうとのこと)でけっこう渋滞していました。
日本でも売っているがこっちだとかなり安いロクシタンとカンペールを購入。
その後ショッピングセンターのGran Plaza 2に行って雑貨を大量に買いいったん帰宅。
夜はコロッケのお店に行きました。
これみんな食べてるけど美味しいんかな!?とか言ってたらお通しで出てきました。
ポテトサラダ。
カニグラタンぽいやつ。
コロッケ。
コロッケ。
コロッケ。
コロッケ?
途中急に満腹感がきて苦しくなりましたが、いろんな種類のコロッケが食べられるのでよかったです。
帰りにリッチーの大好物、ロスコン・デ・レジェスを購入。
最初に食べた時は微妙かと思ったけど、また食べたくなる中毒性があります。
ラストロからビセンテ・カルデロンへ
翌日はもう帰国。という1/8は昼までゆっくり過ごして、毎週日曜にやっているラストロ(蚤の市)に行きました。
いつもメインの通りは混みすぎて通れないほどなんですが、今回はいつもよりは空いていました。
長男の希望でマドリードの熊と木の置物などを購入。
アトレティコのビセンテ・カルデロンでの5月の最後の試合を観に来る気満々ですが、行けなかった時のためにとりあえず行っておくことにしました。
スタジアムを一周してみると、開いてないと思っていたショップが開いていました。
カルデロン50周年グッズやセール品などを購入。
新しくできたGran Víaのお店もいいけど、やっぱりこっちの方が好きかも。
ずっとラーメンが食べたかったのでお昼はSol近くのICHIKOROに閉店時間近くに滑り込み。
麻布十番の156の系列らしい。
コロッケ(日本風)もラーメンもそれなりに美味しかったです。
SolといえばTío Pepe。
まだまだ買い物したかったので、いったん長男を家に置いてゴンとふたりでセラーノ通りに行くことにしました。
ゴン宅近くの5月2日広場にはなぜかビール瓶を振り回す像あり。
買い物では& Other Storiesでやたら安くなっている靴などを買いました。
さらばマドリード
とうとう最終日です。
ゴンとリッチーは仕事に行ってしまったので、タクシーで空港に行きます。
荷物が多すぎて大通りまで出る自信がなかったので、配車アプリのHailoを使ってみましたが、スムーズに来てくれました。
Uberのような個人の車ではなく、白い車体に赤い斜線が入ったマドリードのタクシーでした。
長い冬休みが終わる悲しさ…。
ドバイに着く前に長男が胃腸炎らしき症状が出てしばらく吐き気が収まらずてんやわんやで、関空行き機内では隣のフランス語圏の黒人さんに学園前(奈良県)への行き方を延々聞かれたり、税関前でブラジル人に税関申告書の書き方を聞かれたり、なんでもっと余裕がある時に聞いてくれないんだよ…と突っ込みたくなりましたが、無事帰国して日常生活に戻ることができました。