5/14〜17はリッチーの運転でアンダルシア地方巡りをしてきました。
コルドバのパティオ祭
5/14
マドリードから車で4時間強、リッチーには申し訳ないですが車で爆睡していました。
15時前くらいにコルドバ到着。暑い。
着いてすぐにお昼ごはん。
某旅行会社勤務のゴンが仕事で関わりのあるらしいRestaurante Taperia El Rincon Andaluzでコルドバ名物サルモレホ。
観光客向けらしく日本人団体もいました。
サルモレホが好きすぎてバルのメニューで見つけるたびに注文していました…。
見た目はアレですがこれも名物のフラメンキン。
生ハムとか野菜を肉で巻いたカツのようなものです。
レストランのオーナーがゴンの知り合いということでどんどんサービスで食べ物を出してくれました。
「時間がなくなるから(20時にセビージャでサッカーの試合があり、それまでに移動しないといけないため)あんたは今のうちにメスキータ(モスク)に行ってきなさい」ということで来ました。
が、チケット売り場は長蛇の列で、これに並んだら試合に間に合わないなということで出戻り。
レストランのオーナーが他の店のパティオを見せてあげるよ、というので連れていってもらいました。
5月のコルドバはパティオ祭りという中庭の美しさを競うイベントがあり、家の中に入っていろんなパティオを見られるのですが、ちょうど私たちがいた時間帯は昼休みなので大体閉まっていたのでした。
レストランのパティオ。
花というよりも緑が多い。
なぜか社長室も見せてくれましたw
ちょっと枯れてる。
花の小径。
この通りは名前の通り壁の花がすごくきれいです。
狭い道に人があふれていました。
塔。
歴史博物館。
要塞のようです。
ローマ橋。
ひと通りコルドバを見たあとは車で2時間ほど走りセビージャに移動しました。
セビージャ観光
セビージャのホテルはスタジアムが見えるという謎のロケーション。
どこかの少年サッカーチームが試合をしていました。
着いてすぐタクシーに乗りベティスの本拠地ベニート・ビジャマリンに到着。
ちなみにタクシーの運転手さんはセビージャ(ベティスのライバル)ファンでした。
露店。お土産になにかちょっと買っとこうかなと思いましたが我慢しました。
南ゴール裏は工事中です。
テンションがおかしいベティコのみなさんたち。
周りはほとんどの人がピパス(ひまわりの種)を食べていてそこらじゅうで音がしていました。
あとずっとしゃべってるからうるさすぎて全然試合に集中できなくてちゃんと見れていません…。
カルデロンも食べてたりしゃべってる人はいるけどここまでうるさくないわ(;´Д`)
緑のはベティスのキャラってわかったけど、ピンクの棒の鳥は一体…。
マドリードから来たらしいアトレティたち(とくに2番)も落ち着きがなかったです。
記憶に残ってるのは客とホアキンが太っていたことと、ガメイロへのブーイング(元セビージャだから)くらいか。
まあリーガ3位確定したしなんでもいいや、ということで夜のセビージャ市内をうろうろしてみることにします。
考古学博物館。人の気配があまりない道でちょっと怖かったです。
スペイン広場。
夜はすごくきれいだったのでこれは行く価値があると思います。 23時過ぎてるのに外国人団体がガイドと一緒に周っているのを数組見ました。
スター・ウォーズep2でアナキンたちが歩いていた場所だそうです。
というか昼間のセビージャは暑すぎるので屋外の観光は夜がよい気がします。
疲れたのでアイスを食べることにしました。
ケースの中が明るいため虫が付着しまくりで、店員さんがまず取り除くのに必死でした。
贅沢してクリームをのせました。
ちなみにこのお店には韓国にもあるようです。日本にもできたらいいのに。
人がいない。
大聖堂。
黄金の塔。
ここらでそろそろホテルに戻ろうかということになりタクシーで帰ることに。
でも中途半端な場所のためか、なかなか流しのタクシーがみつかりません。
タクシーアプリCabifyでドライバーを探してみると一人みつかったので手配しました。
※Cabifyはスペインの一部の地域と中南米で使えるタクシーアプリで、マドリードでも空港まで使いましたが8€ほど安かったです。
10分くらい待って車から降りてきたのはアンヘルという今まで見たことないくらいのイケメンでした。
12分といわずもうマドリードまで乗せてってもらえませんかと思いましたが、夢のような時間は一瞬で終わりました。というかアンヘルの写真撮らせてもらえばよかった…。
テンションが上りきってしまったゴンと私は、部屋についてリッチーが疲れ切って寝ている横でビールを飲みながら騒いでいたのでした。
5/15
マエストランサ闘牛場。
真っ白な壁と黄色のコントラストがきれいです。
よく雑誌とかに出てくる建物。
木が四角い。
リッチーがなんかのポーズをしている、と思ったら写真を撮ってくれていました。
メトロポル・パラソル、通称キノコ。
世界最大の木造建築だそうです。
入場料3€を払ってエレベーターで上まで登ります。
飲み物無料券も貰えるので、展望台にあるお店で引き換えることができます。
くねくねしている。
大聖堂なども見えています。
反対側は家だらけ。
昨日も来た大聖堂。
中には入りませんでした。
日陰で待機する馬たち。
タブラオを発見。
そういえばフラメンコも見ませんでした。
次回は行ってみたい。
断崖絶壁のロンダ
13時過ぎにセビージャを出て15時半ごろロンダに到着。
新市街と旧市街を繋いでいるヌエボ橋。
崖の下にも降りてみました。
下の写真は落ちたら怖いので撮れませんでした。
崖の端のほうで中国人の団体がはしゃいで写真を撮っていましたが、度胸あるなと感心しました。
外国人観光客だらけのマラガ
そこからまた移動で次はマラガ。
今夜はマラガ泊です。
マラガの老舗バルBodega Antigua Casa de Guardia。
ワインの樽がずらりと並んでいます。
ゴンたちと一緒のでいいよと言ったので、自分が何を飲んだのか分かっていません。
市街地に出てみます。
ピカソ美術館。
次の日に中に入りました。
ローマ劇場。
こういう建物はローマで飽きるほど見ました…。
この辺りに服屋などいろいろなお店がありました。
マラガのスタジアムの75年を振り返る立て看板が等間隔に置かれており、見入ってしまいました。
マドリードは諸事情でこんなことできないだろうな…。
レアルは嫌いですがイスコは嫌いじゃないです。
レアルといえば次の日にここに元レアルでマラガの監督のミチェルがいました。
この日はマラガのビールのVICTORIAで締め。
店員さんはアルゼンチン人で、日本には一昨年バルサとリーベルの試合見に行ったよ! と言っていました。そういえばその試合私も行っていた…。
ミハスからグラナダへ
5/16
3日はマラガからミハス→グラナダと移動です。
街を歩いていたら突然大聖堂が現れます。
マラガのビーチも寄りましたが、イビサ(1月に行った)の海を見てしまうと微妙だね…という感想になりました。
白い村ミハス着。
ここから上に登るとガイドブックとかによく出てくる景色だと思うのですが、暑過ぎて早々に諦めました。
まあ暑い地域はどこも壁が白いと思うんですが、マメに塗り直しているみたいで確かにきれいでした。
これだけ花があったら手入れも大変そうです。
ものすごく小さい闘牛場。
白い家がたくさん。
海も見渡せます。
土産屋がいっぱいあるんですが、統一されてるからかあまり土産屋ぽさがありません。
小さい教会もあります。
水を浴びるロバ。
駐車場の入口あたりにいたアーモンド売りのおっちゃん。
ことりっぷに載っているらしく、日本人と知って嬉しそうに見せてくれましたw
蜜がけのアーモンドで結構美味しいのでお土産によいと思います。
ミハスはやはり日本人観光客が多いのか「日本のみなさんありがとう」という立て看板までおいてありました。
今夜の宿泊地グラナダへ。
宿についてさっそく外に出て、徒歩でアルバイシンのサンニコラス展望台に来ました。
ずっと登りでしんどかった…。
展望台からアルハンブラ宮殿の全景が見えます。
アルバイシンにはアラブ街があり、モロッコ雑貨などが売っています。
今回、ほとんど食べ物の写真を撮っていないのですがバル巡りの最後に来たBar Provinciasでなぜかマグロは撮っていました。
ここで見たグラナダ焼きの湯呑みのような陶器がかわいかったので、次の日に器屋で似たようなものを探して買いました。
アルハンブラ宮殿
5/17
最終日。
アルハンブラ宮殿のチケットは売り切れのためネットで予約できませんでしたが、ダメもとで行ってみることにしました。
当日券は早朝ならたぶん買えるということでしたが、早起きできずでアルハンブラ宮殿に着いたのは11時過ぎ。
チケット売り場の前に空き枚数が出るモニターがあり、キャンセルが出ると枚数分の数字がでるようです。
しかしゴンとリッチーが聞いてみましたが、チケットはないの一点張り。
でもモニターを見てみると5になったり3になったりしています…。
数字が出た時に、奥にある自動発券機に行って試してみたら買えたという記事を読んだので試しに発券機に行ってみることに。
操作してみると、普通に13時30分の入場のチケットの表示が出てすんなり買えました。
そのタイミングでちょうどチケット売り場前にいたゴンたちから電話があり「チケットあるって!どうする?」とのこと。
券売機で買ったところだったので窓口では買いませんでしたが、もしかしたらもうちょっと早い時間帯のが買えたかもとの事。
というのも、チケットは無い。しか言わなかった係員が、今ならあるとそっと教えてくれたそうです。
当日券を希望で語学力に自信がある人は係員にしつこく聞くのはありかもしれませんw
オンシーズンは難しいと思いますが…。
13時30分というのはアルハンブラ宮殿のメイン、ナスル宮殿の入場時間なので、ゴンたちは街に降りてもらい一人で入って他のところを見ることにしました。
まずは庭園をまわります。 バラがいたるところに咲いていました。
向こうから走ってくるおばちゃんが…。
ヘネラリフェ離宮のアセキアの中庭。
彫刻が細かい。
スルタナの中庭。
アルカサバ。軍事要塞だそうです。
アルバイシンを見渡せます。
シエラネバダ山脈。
13時30分になったのでナスル宮殿に入りました。
ここも彫刻が細かいという感想しかありませんが、まあ来てよかったです。
街に降りてゴンたちと合流し、お昼を食べてグラナダ名物ピオノノやお土産を買いマドリードに戻りました。
途中でラ・マンチャのいちじくチョコレートの工場でお徳用を買おうとしましたが工場が閉まってて残念でした。
リッチーの運転中ほとんど寝てしまって申し訳なかったので、次にどこか行くときはもっとスペイン語を覚えて運転中のリッチーに延々話し続けようと思います。